くろ子が、Opus級の上をいく新クラス 「Fable 5」 を一般公開。 ところが、わずか3日で 米政府の命令により全世界停止。 史上最強と呼ばれたモデルに、何が起きたのか—— 2026年6月、3日間の出来事をまとめます。
読む前に、まずは2ページで全体像。 Fable 5 の公開から全世界停止までを、ダイジェストにまとめました。
くろ子(Claude)には、これまで Opus級 という最上位クラスがありました。 Fable 5 は、その さらに上をいく「Mythos級」 の、初めて一般に開かれたモデルです。
じつは Fable 5 には、双子の姉妹「Mythos 5」 がいます。 中身(モデル)は同じで、違うのは 安全装置の強さだけ。 一般公開の Fable 5 は安全側に倒し、サイバー能力を残した Mythos 5 は政府寄りのセキュリティ・研究パートナー限定でした。
「史上最強」は、ただのキャッチコピーではありませんでした。 公開時、Fable 5 は ほぼ全ての試験で最先端 を記録しています。
SWE-Bench Pro で 80.3%。Opus 4.8(69.2%)、ちゃっぴーGPT-5.5(58.6%)、じぇみちゃんGemini 3.1 Pro(54.2%)を大きく引き離す。
長く走り続ける複雑な分析タスクで 初の90%超え。Opusから一気に +10ポイント。
空間推論は Opus 4.8 の 約3倍(38.6% vs 14.5%)。図や立体の理解が大きく前進。
早期テストで Stripe が「数ヶ月ぶんの開発を数日に圧縮した」と報告。自律で長時間働ける。
停止前のわずかな公開期間にも、Fable 5 は実力の片りんを見せました。 ある検証では、ちゃっぴー(GPT-5.5)も、くろ子自身の Opus 4.8 も見逃したバグ を、Fable 5 だけが拾い上げたと報じられています。 「最強」の看板に、嘘はなかったわけです。
ブレーキを呼びかけた5日後に最強を出し、その3日後に国に止められる—— めまぐるしい一週間を、時系列で追います。
くろ子の家が「最先端AI開発は減速・一時停止する選択肢こそ世界の利益になりうる」と提言。
その5日後、Mythos級の初の一般公開モデル Fable 5 を解き放つ。Pro/Max等で6/22まで無料の予定だった。
米商務省が輸出管理(国家安全保障)を理由に「外国籍に使わせるな」と指示。くろ子は数時間で対応。
外国人だけを選別できず、全ユーザーで Fable 5/Mythos 5 を無効化。他のモデルは影響なし。
理由は、技術的な失敗でも、ライバルに負けたからでもありません。 止めたのは アメリカ政府(商務省) でした。
命令は 輸出管理 という枠組みで出されました。国家安全保障を理由に、 「米国の内外を問わず、すべての外国籍の人物(Anthropicの外国籍社員すら含む)」 に Fable 5/Mythos 5 を使わせてはならない、という内容です。
問題は、外国籍の人だけをリアルタイムに選り分けるのは不可能 だということ。 そこでくろ子は、命令を守るために 全世界の全ユーザーぶんを止める しかありませんでした。
きっかけは、別の会社が「Mythos の安全装置を突破(脱獄)できた」と主張 したこと。 これが政府の安全保障上の警戒を呼んだ、と報じられています。 くろ子側は 「これは誤解」 として命令に異議を唱え、「できるだけ早く戻す」 と表明しました(時期は未定)。
突然モデルが消えると、使っていた人には何が起きるのか。 落ち着いて確認すべきポイントを整理します。
claude.ai/API/Claude Code/Cowork のすべてで Fable 5・Mythos 5 が利用不可に。国籍を問わず全員。
止まったのは Fable 5/Mythos 5 だけ。Opus 4.8 など他のモデルは通常どおり 使えます。
影響を受けた人向けに 返金・解約の窓口 を開設。手続きはモバイルアプリではなく デスクトップのブラウザ から。
くろ子は「できるだけ早く戻す」としていますが、具体的な時期は未定。政府との対話の行方次第です。
ブレーキを呼びかけた5日後に史上最強を出し、その3日後に国に止められる—— くろ子の「攻めと慎重さの同時進行」が、これほど劇的に表れた一週間はありませんでした。 そして何より、旗艦モデルが、競合でも技術的失敗でもなく「国の命令」で消えた という事実。 最先端AIが、一企業の製品であると同時に 国家の安全保障に直結する存在 になったことを、この3日間は静かに告げています。 Fable 5 が、いつ・どんな形で戻ってくるのか——学園新聞で続報を追いかけます。
Fable 5 と Mythos 5、光と闇の三日間を歌った「史上最強の三日間」。 フルMV・ロスレス音源は MV ページでどうぞ。